私がチューリッヒに引越してひと月経ったタイミングで今回の講演のご案内をいただき、先日、チューリッヒ大学 Irchel キャンパスを初めて訪れました。会場の講義室では企画担当の方々、そして講師の清水理恵先生が笑顔で迎えてくださり、会場とオンライン両方の参加者とともにスムーズに講義が始まりました。常々パーム油の生産が熱帯雨林に与える悪影響について関心があったのですが、油そのものについて私はほとんど知識がありませんでした。でも、清水先生がご自分の経験や仮説を交えながら嚙み砕いて説明してくださり、とても勉強になりました。油の種類や分子構造に始まり、バランスを考えた油の摂取や何かだけを過剰にとらないことが重要、と常識的なことですが、改めて納得させられるお話でした。また、パーム油には悪いイメージばかりがあったのですが、パーム油そのものは食用としても洗剤に利用しても質が高い油であることを学びました。過剰生産や過剰消費税を助長しない、健康や環境への悪影響が少ない製品を選ぶことが大切ですね。演後の座談会でも話が弾み、あっという間に時間が経ってしまいました。清水先生そして企画いただいた皆様、本当にありがとうございました。またこのような機会を設けていただけることを願っています。(YDI)