スイス国内では数々の日本祭りが催されるようになりました が、チューリッヒでも「日本さくら文化祭」なるものが2019年3月24 日にKlotenのZentrum Schuluefwegで開催される運びとなり、我が JCZは後援という形で携わることになりました。隔年で開催されるこ の祭り、第一回の今年は以下のような催し物が展開されます。
【コンサート部門】
• taiko zürich
• 「糸と竹の音色」生田流琴と琴古• 小喜楽 ・民謡津軽三味線井坂流
【展示部門】
• 書芸・白羊会• IKEBANA International
• 書画 (墨絵)
• Atelier Margot
• Kimono Silk Art
【販売部門】
• 和菓子
• Kona Küche (肉まん)
•Mini Koji Shop (味噌・塩こうじ・豆腐味噌汁等試食販売付き)•Himiko (風呂敷・手拭い・折り紙等手作り和雑貨)
• Sizuku (日本酒)
• Raku Keramik (茶道用茶碗等楽焼き作品)
• Daruma (醤油・だし・酒・麺等の日本食・雑貨)
• 和食工房 (おにぎり・たい焼き・パン)
• 151A〈一期一会〉(アクセサリー・インテリア)
• MIYAKO (和雑貨・冷凍塩干物→2月15日までに enkanch@gmail.comへ注文)会場レストラン(飲み物・スナッ ク)その他アトラクションとして 折り紙アーティストとして固定ファ ンも多いという山口岩男さんが招 待されます。
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このお祭りが実現するまでのいきさつを運営団体の「さくら 企画」に早速取材してみました。
Q. この企画はどのようにして生まれたのですか?
A. 初めは「複数の団体の発表会を合同で出来たら、別の文化 にも触れられていいなあ」と思ったのがきっかけでした。わざ わざ日本の文化を選んで習ってくれている人達に、それを通し て多くの人達と交流できる場があれば、と思ったのです。
目的
- 日本文化を継承する組織・団体とつながりがあり、スイスにおいて日本文化を教え・習う場を設けている会・グループの師範・生徒のための発表の場
- 日本文化を教え・習う人たちの交流の場
- スイスの在住者・在スイス日本人・二世の方々に向けた、身近な日本文化発信・紹介の場
Q. 対象はどんな人達ですか?
A. 日本文化が好きな人、日本に興味のある人、会場近くの方 など皆様に楽しんで頂けると思います。
Q. ご苦労された点はどこですか?
A. 既存の祭りにしたくなかったので、敢えて、日本文化とそ の継承に焦点を置きました。初めてのことなので、例えば、そ の場で食べる物を売る場合、会場内の常設レストランにも一定 の料金を払わなければならない等、後から解ったこともありま す。最初から大規模過ぎるものを目指して続かなくなるよりも、 地道に継続していかれるものを求めました。
Q. JCZの会員にメッセージをお願いします。
A. スイスで日本文化を習っている人達の頑張りを是非見に来 て下さい。今年乗り遅れてしまった方も、この目的にご賛同下 さる団体・グループ・個人の方は参加分担金を払って、また応 援頂ける企業・店舗・個人の方は協賛金(一口100Fr.)をもっ て、ご参加頂けます。2年後もどうぞ奮ってご参加下さいませ。