チューリッヒ大学理学部教授で当会会員の清水健太郎氏が、 2019年2月4日刊行の「日経ビジネスNo.1977」で、”世界を 動かす日本人50人”に選ばれました。50周年を迎えた日経ビジ ネス誌では「混沌とした世界の中で、新たな地平を切り開いて いる日本人を紹介する」として、清水氏を「地球温暖化が環境 に与える影響が徐々に大きくなる中、気候が変動した環境でも 育つ新種のコムギをどう開発すればいいかを研究中」として、 高く評価しました。今年2月号の当会会報に「我々の食べ物は どこから来たのか?:コムギ編」というタイトルで、私たちの 身近な食べ物であるコムギ(氏の研究対象)を、科学の目から 紐解いて寄稿してくださった清水氏。人類が未来に食糧危機に 陥らないための氏の研究はますます注目されることとなるで しょうし、今後もエーデルワイスに折々寄稿してくださるとの ことで、私たちも的確な情報享受の恩恵にあやかることができ るのは光栄なことです。これからの清水氏のますますのご活躍 をお祈りいたします。(KC)