車が大好きで、家にクラシックカーもあるので、今回のJCZイベントに参加しましたが、Emil Frey社の歴史に沿ったガイド付きのクラシックカー博物館見学会はとても充実していました。以前はテキスタイル工場だった建物の中に素敵な空間が作られ、全てが心を込めて展示されていました。特に興味深かったのはEmil Frey社が祖国スイスに輸入した英国と日本の車の数々でした。そしてそれらの車が今でも一般道路を走れる状態だというのは、なんと素晴らしいことでしょう!ガイドさんも実際にそれらの車を走らせた感触なども交えて話してくれました。
バイクのサイドカーもスイスに輸入して、Emil Frey 社の前身のテキスタイル工場で作ったテキスタイルでコーティングして普及させたという話で、バイクのメーカーとして紹介されていたサンビーン社は、スイス人として子供の頃から良く知っていた名前です。
一番興味を惹かれたのは、1967年の伝説的TOYOTA 2000 GT の白です。009の映画の中ではオープンカーですが、ジェームス·ボンド役のショーン·コネリーが大柄なため、上部を切り取ってオープンカーにしたというエピソードは初耳でした!
そしてもう一度 Emil Frey 社の歴史を映像でおさらいして、心のこもったアペロで終わるのは良いおもてなしでした。(A.S.)